英語が「好きじゃない子」へのアプローチ①
- lotusandharmony
- 7 日前
- 読了時間: 2分

最近では「小学校の英語教育」がすっかり常識になりました。
でも現場を見ていると、「英語教育をしている体(てい)」であって、本当に英語が“身についている”子は少ないように思います。
もちろん、がんばり屋さんで、英語が好きな子は、どんどん単語を覚えたり、発音を真似したりして、吸収します。でも、少数派です。
英語が「好きじゃない」「ピンとこない」。
そういう子には、英語を“別の好きなこと”と結びつける のを試してみてください。
たとえばサッカーが好きな子なら、選手のインタビュー動画を見たり、ピアノが好きな子なら、英語の歌詞の曲を取り上げてみたり。ちなみに音楽を学ぶお子さんには「A, B, C」が「コード」と呼ばれる音階であることも教えてあげたいですね。
「英語はテストのための教科」ではなく、「自分の世界が広がる道具」と感じてほしいところ。三軒茶屋の私の生徒さんたちも、英語(ここ)以外に、ピアノ、スイミング、ギター教室、バレエ、など多彩な習い事をされています。きっと英語との接点もたくさん見つかることでしょう♪
実は大事なのは「日本語力」
そしてもう一つ、大事なこと。
それは、母国語である日本語の力をおろそかにしないこと。
中学・高校での英語学習、さらには英語で“考える”段階に進んでいくには、日本語の理解力や語彙力がとても大きな支えになります。
なぜなら、日本語は英語を理解するための「思考の土台」になるからです。
英文法の説明はもちろん、中学・高校で問題そのものを理解するのも、日本語の読解力が必要。英文の中に出てくる抽象的な概念も、日本語の語彙力がある子の方が、イメージを結びつけやすいのです。
子どもたち一人ひとりが、無理なく、でも確実に英語と仲良くなっていくためには、好きなこととの接点をつくり、日本語の力も一緒に育てていくのが大切!
私・ティーチャー・アイコも気が付けば国語の先生みたいな話をすることが多々(笑)。
そんな時間もとても楽しく、毎日英語時間を過ごしています(^_-)-☆
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